近年、福利厚生のアウトソーシングサービスを利用する企業が増えています。宿泊・健康・自己啓発・生活支援・食事・スポーツ・育児・介護など様々なジャンルのサービスがありますが、福利厚生サービスのプランは大きくパッケージプランとカフェテリアプランの2種類があります。パッケージプランは、提供会社がパッケージ化した福利厚生サービスを導入するプランです。複数のコースが用意されており、導入企業は自社のニーズに合ったコースを選択して契約します。

そして導入企業が従業員の人数分の費用を支払うことで、従業員はパッケージ化されている全ての福利厚生を会員価格で利用可能です。パッケージプランは、従業員1人あたりの費用が数百円程度の定額制なので、中小企業やスタートアップ企業でも導入しやすいというメリットがあります。また、従業員が利用する際の手続きもWEB上でほとんど完結するので、社内手続きが発生しないという魅力もあります。一方で、内容のカスタマイズができない、他社との差別化が難しいといったデメリットがあるので注意が必要です。

カフェテリアプランは、従業員に一定のポイントを付与し、従業員はそのポイントを使って提供されているメニューを利用するプランです。メニューの内容は企業ごとにカスタマイズ可能で、従業員のニーズに合致した福利厚生を提供できるため、従業員の満足度が高まることが期待できます。また、他社との差別化を図れるというメリットもありますが、従業員のニーズを把握したりポイントを管理したりする手間がかかります。パッケージプランと比べて費用が割高なのもデメリットです。

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