会社員だと、だれでも一度は社内食堂を利用されたことがあるでしょう。カレーやラーメン、または日替わり定食を300円程度で購入をすることが可能です。社食サービスとも称されており、1980年から労働基準法で義務化をされたものです。これはイギリスやアメリカといった先進国では実施をされておらず、日本独自の福利サービスとなっているのをご存じでしょうか。

日本は労働者に対して手厚い保護をなされており、食事の面でもサポートをしているわけです。その起源を開設すると、すでに江戸時代には社食サービスに似たものがありました。賄いという言葉で称されていたもので、おもに土木作業をする方々に対して握り飯と漬物を配っていた記録があります。さらに大福などといったカロリーのあるものを採用する場合もあり、働く方の英気を養っていたわけです。

現在の社食サービスは、好きな物を選べる環境があり非常に恵まれているのが特徴。アメリカなどだと社員が自分で買いに行かないといけないため、貧しい人は昼を抜いているケースもあります。中国でも同様であり、菓子パンや握り飯を家から持参するケースもあるわけです。ただし、夏は気を付けないといけません。

食中毒が発生しやすく、それを懸念して国内では社食サービスの利用が多いわけです。約90パーセントの価格を会社が負担するため、300円というお安い値段で美味しい食事を堪能できる素晴らしい仕組みとなっています。

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