仕出し弁当サービスというものをご存じでしょうか。日本では明治時代から、結婚式や葬儀などの席でたくさんの方があつまり、その家の方はお料理を振舞う習慣がありました。そこで活用をされるのが仕出し弁当で、刺身やおにぎり・揚げ物などを専門の店が届けていたわけです。現在では家庭向けの弁当というスタイルになりました。
そして2009年に、健康経営サービスに位置づけられています。なぜ仕出し弁当が健康経営サービスになったのか、ここで簡単に解説をしていきましょう。2009年から健康増進法と介護支援法の両方が施行をされており、高齢者の生活をサポートする内容を盛り込んだ法律になりました。そのなかに食を支える項目があって、宅配弁当も健康経営に位置づけられると明記をされているわけです。
単なる宅配サービスでは健康経営には位置づけられませんが、ある資格を持つ方が在籍をして業務を担うことで認可がおります。それは管理栄養士という国家資格で、事業所で提供をするメニューの考案をするお仕事になるものです。高齢者を対象としているお料理だと、喉に詰まらないようにする・低カロリーで高タンパク質などの条件をクリアしなくてはいけません。これらの条件をクリアするには、専門的な知識が必要です。
管理栄養士でもシルバー教育を受けられていれば、対応ができるのでスタッフとして採用するときは、その有無をヒアリングしないといけません。健康経営サービスのひとつであると、認識をしておきましょう。