日本は労働者に対して、とても手厚い福利厚生を用意している国です。労働基準法というものが1978年に施行をされ、それに則って事業者は労働者の安全確保から生活支援なども実施をすることを義務付けています。アメリカや中国、イギリスなどの先進国ではない法律です。そのため、世界のなかで日本はとても働きやすいところだと言われている所以でもあります。

ここでは福利厚生にスポットをあてて、詳しく概要を見ていくことにしましょう。まず日本ではじめて福利厚生を用意されたのは、東京に本社を構えてる企業でした。その当時のサービスは社員用食堂の設置で、いわゆる社食と今では多くの方が理解をされるものです。それまでは企業内で食堂はなく、昼休みはそれぞれが飲食店を利用したり、弁当を持参するのが当たり前でした。

毎日8時間以上も働くうえで、しっかりと昼食をとることもまた労働者の務めと言えるでしょう。この企業の労働組合では、食事サービスをすることも事業者の義務だと主張をされ、福利厚生のひとつとして設けられたわけです。画期的なサービスだと当時の新聞やニュースで大々的に取り上げられ、一気に広まっていきました。社食サービスの特徴は、安い価格で食事が出来るという点です。

約300円前後で定食が用意をされており、栄養価の高いものを食せます。福利厚生サービスなので、食材費や調理コストは80パーセントは会社側が負担をしているのが特徴になります。

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